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突如消えたり現れたり消えたりと宙をふよふよ漂っているふぁんぐと、浮いているふぁんぐのズボンにぶら下がって地面に引き摺り下ろす狼曉くんのどーでもいい日常を綴る徒然草。                                               
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2024/05/09 (Thu)
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2007/04/08 (Sun)
息を切らせた狼曉を後部座席に乗せて、まだむべりーの運転する車は田んぼや畑の中の道を走る。市のお情けで舗装された道は、狭い。
あれだけ走れば息も切れようさ…と先ほどまでの近くの公園の広場での狼曉の暴れようを見ていたふぁんぐは、お付き合いして走り歩きぐったり。
時計は朝の9時半。
休日でなくともまだ眠い時間。
大あくびをした。
生暖かい空気が、口からのどを伝わり声帯に挨拶し気管と食堂に別れくだり、酸素をとりあえず供給して肺を一回りして外へ。
…………なんか気持ち悪いあくびだったな………

そして気づいた。
ちょうどふぁんぐの顔の横に、ふぁんぐの頭よりもでかい茶色の毛ダルマな頭。
そしてそのヘラヘラと笑ったように半開きにされた口からせわしなく吐き出される空気。

「母さん、今僕、狼曉の吐いた息であくびしたみたい………」

笑い事じゃない………げふ………
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2007/04/06 (Fri)

ホーホー。
どこかで怪しく鳴く梟の声が、不吉な夜を暗示する。
いや、いたのか知らないけど。

夜。
とにかく夜だ。
夜になるとおもちゃが勝手に宴会をしている、という今思えば結構不気味な歌があるが、さぁ、不吉な夜の幕開けだ。寝ている人間に気づかれないように宴会をしているおもちゃたちのほうがどれだけ人畜無害だろうか。

ふ:「おやすみー」
狼:「おやすみー」
べ・じ・ば:「「「おやすみー」」」

もと二世帯住宅だった祖父母の家。
祖父母が二階、叔母家族が一階だった。
今は叔母家族は叔父の仕事の関係で都内に越してしまい、今は一階は無人。しかし家具一式はすべて残してあり、ふぁんぐは従姉妹の部屋の置き去り組の机を使うことに。従姉妹の部屋には、ベッドとソファと、と居間にあったものまで雑多に突っ込まれていた。祖母の足がオーマイガーになってしまったからこの騒ぎが起きたわけで、居間にあった家具をどけて、二階にあった祖父母のベッドを持ってきたからである。まぁなんとかちょうど布団一枚が入る程度の隙間が空いていた。その空間の中に横たわればそそり立つベッドと本棚そしてソファ。
本当は我ら親子には和室があてがってあった。しかし。
「母さんと僕が一緒に寝るってことはさ、考えてもみなよ♪母さんと野放し狼曉が一緒に寝るってことなんだよ」
「……………」
という不毛なやり取りがされたあと、従姉妹の部屋がやはりまだむべりーの寝床に選ばれた。

そして消灯。
「……ねぇふぁんぐぅ…」
「……………」
「ふぁんぐったらぁ………」
「……………」
「ここ、ふぁんぐの部屋じゃないよ?僕ここで寝たことないよ?」
「……………だったらどうした」
「ふぁんぐの横で寝る」
「なぬ?!」

盲点だった。
しいた布団と、畳との高さなどいつものベッドと床に比べれば微々たる物。
足を投げ出し布団からはみ出しつつも、ふぁんぐにぴっとりと張り付いてZZZ...
「…………熱い…………」
やがて狼曉も熱くなったのか、もぞもぞと動き出し今度はふぁんぐの頭と壁との間の畳でごろん。もちろんふぁんぐを踏みつけていくのを忘れない。
しっかりとふぁんぐの枕に自分の頭を乗せるのも忘れない。
「…………くそ…………」
そして祖父母はえらくお気に召していたが、番犬の資質をばっちり発揮。
車の音でワンワンワン。祖父母がトイレにおきてガルルルル。
祖母などは感激して
「お父さん、今日はセコムいらないわね!!」
・・・


「ったくさぁ…」
朝。
ふぁんぐがまだむべりーに文句を垂れる。すると。
「何よ、人のことを棺桶みたいなせまっちぃところに寝かせといて文句あるの?」
「じゃぁ母さん、広々とした和室で、大魔神に踏み潰されながら永眠を覚悟しつつ寝たいの?」
伸展葬がよいならいつでも変わりますとも。僕は屈葬で静かに眠るから…。

熱い夜は、3夜続いた。

2007/04/05 (Thu)

昨日に引き続き…

祖母の家の近くには、大きな公園があります。
米軍基地に向けてなんかが飛び出した公園です(…)が、フィールドがないだけで歩くには十分な道があります。
近所の某自然公園よりも狭いのですが、高低差があるため森が深く感じられます。
うわ、ヤマミサキでも出そう…という空気バリバリ。うーむムードは抜群♪
それが、東入口、北入口、南入口、多目的広場入口と4つの入口があります。ふぁんぐの祖母の家からは東入口が一番近いので、東入口の傍の小さな道(笑)から中に入ります。
ふぁんぐの頭の中では、東入口のそばの小さな道→炭焼き小屋→ヒノキ・コナラ観察林→カエルの池→水鳥の池→野鳥観察の小屋→昆虫の森→多目的広場→森の学校→小さなフィールド→東入口→入ってきた横道、とその公園を一周する計画が立っているのですが、どうしたものか。
一回目。
途中で水鳥の池に行くはずが、どこかの道を一本曲がり間違って、たどりついたは湧き水の池。
水鳥と湧き水の違いは大きい。
結局一回目はかなりショートカットで東入口に戻されてしまった。
2回目。
昆虫の森にいけない。
そして南入口から外に放り出される。県道46号線ぞいに公園の外を歩いてまた公園に入り多目的入口から侵入、森の学校を通って東入口の方へ。
3回目。
どうしても昆虫の森にいけない。いや、虫ってからには行きたくはないが、いけない。
どうしても、南入口から外に放り出される。
WHY?!
やはりヤマミサキでも出たか…アレは人を山で迷わせる妖怪だ…くそぅ!!
そして三回目には、もう一つ怪異のオマケがついていた…。

南入口の地図の看板の前で、どうして昆虫の森へいけないのだろうとうなるふぁんぐの耳に、一つの声が飛び込んだ。
「いやぁワンちゃん!またあったね!!」
ホワット?!
振り向けば、そこには見知らぬ満面の笑みのオジサン。
「おまえは人懐こいからなァ!」
確かに。
否定はしないが、あんた誰。
そして歩み寄ってくる。
友好的な人にはとことん表面的には人懐こい我がアホ犬。そのオジサンが狼曉の前でしゃがみこんだのをいいことに、自分から近寄ってその油ッぽい鼻先をぺろり。やめてくれェェェェェェ!!!!!
「あ、あの・・・どこかでお会いしましたっけ?」
「いや?アンタにはあったことないよ」
だったらこのアホ犬には会ったことないですから。
「だったら、多分この犬にも会ったことないと思いますよ。僕たち、一昨日あたりからいますけど、母の実家に来てるだけですから。この公園にこの犬をつれてくるのも初めてですし」
「え?!じゃぁ違う犬かなぁ?!」
知るか。
「さ、さぁ…」
「それにしても、お前、こんなんで番犬になるのか?」
ほっとけ。というか、番犬するし。
「家での番犬としての性能はすばらしい犬種ですよ。不審な音や影や動きにすごく反応しますから。寝てても飛び起きて咆えますよ。」
「へぇ!!番犬になるのか!!」
もういい加減解放してくれないだろうか。
狼曉の首元をぐしゃぐしゃとなでながら(もっと丁寧に触れよ…)、謎のオジサンは目元をしわくちゃにして笑う。
「へへへ、ずうずうしいジジィだと思ってるんだろ、わんちゃん!」
わかっているならそこをのけ。
「じゃぁ、僕たちはこれで」
「じゃぁね!わんちゃん!!」
狼曉限定ですか。まぁいいけど。
実は南入口からまた公園の中に入って昆虫の森を目指そうと思っていたのだが、その謎のオジサンが南入口から公園に入っていってしまったので、道中ご一緒するのは非常に気が進まなかったので、昨日と同じルート、つまり県道46号線をぽこぽこと歩き出す。
そしてまた多目的入口から公園の中へ。
すると。
「やぁ!また会ったねわんちゃん!!」
出た!!
いっそヤマミサキの方がいい。山姥でもいい。輪入道でも、もうヌリカベでも砂かけババァでも大天狗でもいい。妖怪よりうっとおしい謎のオジサンアゲイン。
「ま、また会いましたね…(げんなり)」
般若心経は、妖怪退治にはきかなかっただろうか…ロングブルーさんに幼少のころ「おきょうって、どんなの??」とたずねた際に教えてもらって、学校での一芸に、と覚えた般若心経(…)。
そしてなんということか、道中共に歩くこととなってしまった。
だって、方向というか道が同じなのに、僕たちだけさっさと行ってしまうわけにはいかないではないか。
ふぁんぐと狼曉だけの問題ならばそうするだろう。だが、狼曉は目立つ。そしてその狼曉が、祖母の家の門をくぐるのを誰かに目撃でもされたら…
『A川さんちのお孫さん、アレ、見ました??』
『無愛想で、祖母の顔が見たいわ!!』
なぁんて事態は、絶対に回避せねばならない。だいたい祖母は、僕と狼曉が散歩に行く、といったら、「A川家の犬』ってのぼりを立てていきなさい、なんておっしゃられた。聞いたときにはさすがの僕ものけぞった。
無愛想で無表情で無感動な三無主義なのは否定しないが、この地でそれをやるわけにはいかない…旅の恥は書き捨てというわけにはいかない…。
「わんちゃん、よし!おじさん、わんちゃんのこと気に入った!!飼い主さんとはここでお別れ!!おじさんといっしょに行こう!!」
………いかないのだが。
ふざけるのもたいがいになされよご老体。
小生、狼曉のことでふざけられると、優しくはなくなるぞ。
しかも、そのフレーズがお気に召したのか妖怪オジサン、それを何度も繰り返す。怒りの四つ角がそのたびに増えていくふぁんぐ。すると。
「…ふぁんぐ、そんなこと、ないよねぇ????」
なんとも不安げな狼曉くんの目と目があった。
――………かわいい………♪
ふん、所詮ふぁんぐもそんなもんさ(威張れない)
そののち、ふぁんぐの足にぴったりとはりついてはがれない狼曉君。
ほんっと、おまえかわいいよ…!!
森の学校とやらで、その妖怪オジサンとはお別れできた。
ほっとため息をつくと、背後からまた声が。
「おぉ!ナナちゃんと同じ犬だな?!わんちゃん、こんにちわ!!!」

ただの犬好きのジジィだったらしい…

あいかわらずひっついたままの狼曉に、「お前のことをどこかにやるわけないだろうが」と撫でまわし、ようやく帰途に。

あーあ、疲れた。

次回、ふぁんぐと狼曉の夜の騒ぎ。

2007/04/04 (Wed)
そらさんからのコメントより、チョークチェーンについて。
そらさーん、見てますかぁー?こんなんですよー



まだむべりーの実家に里帰りしていました。
理由は、まだむべりーのお母さんが、接骨院で転倒→救急車→剥離骨折→オーマイがー!!!だったからです。
で、狼曉番としてふぁんぐも同行を許され、親子三人(笑)でまだむべりーの実家へGO。
で、松葉杖でひょこたんひょこたん移動する危なっかしいおばあさまがいらっしゃる家の中。いくら狼曉くんが、突進しつつも目の前の障害物に触れることなくかっ飛んで歩くと言えど、ばあちゃんを吹っ飛ばしてから、「あ、今日は調子悪くって、テヘ☆」では済まされないため、ふぁんぐが狼曉番に任じられ、最後あたりはもう狼曉くんをほぼ拘束(笑)していました。何のことはない、家の中でも万年リードで、そのリードの先っちょはふぁんぐのGパンのベルト通しにくっついているというわけです。そしてリードがないときには、リードとチョークチェーンはふぁんぐの腰にぶら下がっているわけです。うーむ、ニューファッション(爆)
いとこが、最近はやり(?なのか??)の鎖を腰にぶら下げるファッションを好むのですが、それはふぁんぐの祖父はお気に召さないようで、「そのヘンな鎖をつけてきたら、おじいちゃんの家に入れない」とのそんなあほな、な宣言をしていたため、「これ、おじぃちゃん何か言うと思う?(ニヤニヤ)」とまだむべりーと祖母に言うと、「まっさかぁ~」との返事があったのだが、案の定、来た!
「おい、ふぁんぐ、何だその鎖は。お前も(いとこと同じ)か?」
といきなり不機嫌オーラを撒き散らしながら質問というか詰問。
「んなあほな。これは狼曉のリードだよ」
「なんだ」
狼曉には弱いわがじぃちゃん。狼曉の名前と同時に不機嫌オーラは霧散。
しかし里帰りの日々、ふぁんぐの腰にぶら下がっていたのはチェーンだけではない。
皮製のショートリードと長めの普通の皮製リード、そしてチェーンと時には狼曉のおやつ袋。
腰が重い(笑)。
ニューファッションとして渋谷にいける!!

また祖母の家の近くには結構大きな公園がある。
ここでの散歩エピソードはまた明日。

あ、忘れてた。
ただいま~~~~~♪

2007/03/31 (Sat)
疲れたからブログさぼろっかなーとサッポ○ポテトをポリポリしながら東野圭吾氏の小説を読んでいると、まだむべりーがさらっと一言。
「あんた、ブログ書きなさいよ」
「はぁ?」
「お母さん、もうブログ書いたから」
じゃぁいいじゃねぇか、と思いつつまだむべりーの大鍋日記に飛ぶと、あのババァ!!

ということで、書きます(動機が不純だ…

まず首都高をGO。寝汚いふぁんぐは普通なら5時になど絶対に起きないものの、今日は事情が違う。
まだむべりーが「起きるよー」というとすでにテンションはハイ。アドレナリン大量放出で狼曉くんを連れてねぐらから這い出した。
朝は暗い。
うぉぅ、暗い。
あげく寒い。
そんなうちから車に乗り込みさぁ出発!
18年云々はまだむべりー本人に語らせるとして、道中、寝よっかなーと思っていたふぁんぐは、さっさとソレが甘いことを知る。
後ろから、手が出る顔がでるヨダレが垂れる。
首都高18年云々のお人を、ソレらから守らねばならなかった!!
一応、これは重大な任務であると認識したふぁんぐ、自分の腕を狼曉くんの胸のあたりにつっかえ棒のごとく突き出して、まだむべりーの肩やら頬やらの代わりに殴られる役をしていたのであった。

そして到着。
とうとうついたぜよ!ビックサイト!!!

西さんたちに合流する前に、なんと!犬バカ三昧堂のじぇくと姉さんに遭遇!一目でまず「あ、ターブ」(笑)。そして次の瞬間には、「アレ?あの子って、じぇくと姉さんじゃん??」
お話を伺うとまさしくじぇくと姉さん!わぉ!写真よりも迫力がある、かっこよくまたかわいらしいよ姉さん!!
じぇくと姉さんは、狼曉のおばさん(くらい)にあたる子で、ふぁんぐが狼曉を迎える前に遠吠えしそうになる衝動を抑えるために毎日何度もサイトさんに足を運んでガン見していた子でした…じぇくと姉さん、気色悪い人だったね、ごめんね(笑)

そしていよいよ西さんたちと合流。
ブリード戦は8時半からで、ふぁんぐたちはコレを見に、ここに来たのだ!!
結果はなんと、狼曉のママであるブリスママが見事ベスト・オブ・ブリードに輝きました!!
おい!狼曉坊!!おまえ、あのママのムスコなんだぞ?!
そんなでへでへでいいのか?!おい?!

さて、ふぁんぐはもう一つの目的を持っていました。
それはグッズ。
訓練用ボールやらショートリードやら、今までのものは長さがイマイチ気にいらなかったチョークチェーンやら、オーナーズグッズやらの店を見て回ります。
まだむべりーはボールを大量買い(笑)ふぁんぐはためていた小遣いをはたいてブレスレットを購入!いやぁコレ、前はLOKIとターブで作ったのですが、集大成!みたいな感じでアフガン、ゴールデン、バーニ、ターブでLMMLで作りました。それぞれ好きな文字と犬種の写真を入れてくれるので、とてもいいです♪大きなドッグショーでしか売っていないので、この日のために小遣いをためていたのでした♪

大量買いしたボールはお坊ちゃまはお気に召してくださったようだし、ショートリードもチョークチェーンもGOOD!

充実した一日でございました♪

さて、明日からまだむべりーの実家に里帰り。
僕は狼曉番とのこと。
どうなることやら…。

というわけでしばらくブログはお休みです。
みなさん、お元気で~~~(^^)/^^^^
2007/03/30 (Fri)
「おやつだろ、それからシートに水におもちゃ。あとはゴミ袋と……」
ふぁんぐがウキウキと準備したものをリュックサックに入れていく。
上のものだけ、うわべだけ聞けば、あぁ、犬上さんちのふぁんぐくんは明日遠足なんだな~と思われる方も多いかもしれない。
しかーし。
ふぁんぐの遠足の準備など、どちらかといえばドナドナ、売られていく子牛な心境で、番町皿屋敷のお菊さんさながらに「おやつだろ…弁当箱だろ…水筒だろ…シートだろ…あぁ、お手拭がたりなぁぁぁぁぁい…」とやっていたのがオチだった。修学旅行にしろ林間学校にしろ、クラスメートがウキウキと2週間前から準備を進めるなか、ふぁんぐは前々日にまだむべりーに尻を叩かれようやくバッグを引っ張り出す、といった状況であった。

そのふぁんぐがウキウキと、リュックサックにいろいろと準備したものをつめている。
そう、明日はアジアインターである。
そしてそのおやつやらなにやらの中に、ふぁんぐやまだむべりーのものは一切入っていないのだ。

犬上家では、まだむべりーとふぁんぐがてんやわんや。どちらについて回ろうか、とそれなりに大変そうな狼曉くん。それをやや冷めた目で見て見ぬフリをするカメラ仙人。

さすがに2リットルの水は重い。
まだむべりーは覚悟を決めて、首都高を走るそうだ。
がんばってくれ!明日は僕は5時に起きるのですでにがんばりつくすことだろう(笑)
2007/03/29 (Thu)
風呂場の椅子、洗面器、人間用シャンプー、リンス、カメ仙の使ってるんだか使ってねーんだかわからん髭剃りその他もろもろを片付け、脱衣場に専用タオルを敷き詰め、半そで短パンに着替え、さぁ準備完了!!
あとは洗濯物を持ってくるだけ。

いざ!

尋常に!!

洗濯!!!


「狼曉ちゃ~ん、抱っこちゃんしようね♪」

狼曉を抱いて風呂場へ。
そう、今日は狼曉のシャンプーの日である。
来るアジアインター。名犬たちが闊歩する中、その中に混じって歩こうという狼曉坊ちゃまである。というより、つれて歩こうというふぁんぐである。
つい先日、CD試験の結果を血統証に書き込んだものがとどいた。その中には、しっかりと狼曉の名前のところにCDⅡと記され、所有者のところには犬上 ふぁんぐ(いや、本名ですけど)!!
そしてギリギリ届いたJKCの会員証とバッジ。コレつけてこー♪
話はズレましたが、とにかくバッチィままの狼曉くんをつれていくというのはふぁんぐのプライドが許さん!!
ということで、洗うことにしたのです。

いつもはふさふさとやたらでかく見える狼曉くんですが、水をかけるとあら不思議!!
誰コレェ?!
塩をかけられたナメクジのごとく、情けない顔をしつつしぼむ狼曉。
そして。
じっとおとなしく、というか固まっていてくださるのでラクなのですが。といっても毛がやたらに多いからラクじゃないんですが。
5分経過。
ピー…ぴぃぴぃ…
10分経過。
ふきゅぅ…ぴぃぴぃ…
15分経過。
ふきゅふきぃ…ぴぃぴぃ…!
20分経過。
きゅ~~…ふきゅぅふきゅぅ…
25分経過。
ひゃん…ふきゅふきゅ…ひゃんっ!!
30分経過。
ひゃん!ひゃんひゃん!!きゃうぅぅぅぅぅ!!!!!

大体30分でシャンプーを終えるという早業なので、これ以上は聞いたことがないのだが、むしろ聞きたくも無い。
風呂場の中で大雑把に拭き、まだむべりーを呼びつけ、ふぁんぐがドライヤー、まだむべりーがブラシという役割のもと、乾燥乾燥さぁ乾燥!!
ようやくもとの体積にもどったね、狼曉君♪

アジアインターはあさってです。
2007/03/27 (Tue)
ごり、ごりごりごり!!
夜中に響く、怪しげな音。

昔聞いた怪談を思い出す。
夜な夜な、墓場に一人の女が現れる。すばらしく美人な女なのだが、現れる時間が尋常ではない。
草木も眠る、丑三つ時なのだ。
そしておもむろに墓石に手を伸ばし、大の男でも一人では動かせないような墓石を動かし、その中の白い何かを取り出し、口にいれるのだ。
ごり、ごりごりごり…
そう、それは、死人の骨…

それを見てしまったものは、そして見ていたことを女に気づかれてしまった者は…

「みぃ~~~たぁ~~~~~~なぁ~~~~~~~~~~?!」
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!






何の話だ…
とにかく、ふぁんぐの部屋は墓場ではないが、夜中にごりごりと音がするのである。
しかも、ふぁんぐの腹の上で。

「ごり、ごりごりごり…」
「かじるなら他所でかじってくれ」
「ごり??」
「…(ヤツのかじっていたものをつまみ上げ、ベッドの外へぽいっ)」
「!!」
「…少し静かになるか…」
「……とんっ!」
「お、降りた。そのまま二度と上がってくるなバカ犬め…」
「……よっこらせっ!!」
「ぐえっ!!」
「さて、仕切りなおすか!」
「また上がってきやがった…みぞおち踏んづけやがった…!!」
「ごり、ごりごりごり……」
「……だ、誰か助けてくれぇぇぇぇぇ……」

夜な夜な、部屋に、胃袋にダイレクトに響く、ウシのひづめ……ある意味ホネに近い………

「ごりごりごり♪」


バカ犬め♪♪
2007/03/25 (Sun)
どうも、悲愴感漂うふぁんぐです。
なんでかってーと…いや、別に成績じゃありませんよ。成績でも悲愴感漂わせなければならないんでしょうが。
もちろん原因は狼曉くんです。

最近発覚したことなのですが、狼曉くんは、ごはんにまだむべりーか、ふぁんぐの手の匂いがついていないとごはんを食べない。らしい。
なんじゃそりゃぁ?!
とお思いかと思いますが、そうなんです。匂いがついていないと食べないんです。
僕だってなんじゃそりゃぁ?!です。

ただ、「えへへ、母さんか僕の手の匂いがついていないと、食べないのかぁ…」とニヤニヤしていました。
ええ、していました。もう、アホかと思うくらいにニヤついてました。締りの無い顔してました。えへへ、というか、でへへ、という感じでした。もう。

でも、現実は甘くありませんでした。
自分の手で混ぜてこねて丸めて…と、したご飯。途中で狼曉サマは「いらない」。そこになぜか登場まだむべりー。
「貸してごらん」
そしてちょいちょい、と自分の手でまぜ、狼曉の目の前につきだすと。
食べた。

Nooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!

というわけで、漫画の縦スジがふぁんぐの周辺にどす黒い空気と共に降りていたのでありました。

次の朝。

「そうさ!母さんと同じレベルに立とうというのは間違いなんだ。あの人は化け物だ。あの人と同じ土俵になど立てるわけがない。さぁ!!リベンジ!!!」
と取り出したるはこの間の豚レバー。まだむべりーと同じ内容なら、まだむべりーの方を喰うのは当たり前!ならばごはんに仕掛けをしてくれる!!!
妥当、じゃない、打倒!!まだむべりー!!!!

もともとハンバーグのタネなど、指にまとわりつくようなものを混ぜるのが大嫌いなふぁんぐ。今の狼曉くんのご飯はちょうどハンバーグのタネのような感触のごはん。それをいろいろと混ぜ合わせるのを素手でやり、あげく豚レバーにいたっては包丁を使わずにすべて噛み切り細かくするという念の入れよう。ここまでくるともやは頭の可愛そうな人みたいだが、本人は必死だ。
そして。
「さぁ!狼曉くん!!がっつがっつと食べたまえ!!!」
「……………………」
頭がかわいそうなオーラでも漂っていたのだろうか。
狼曉君はなんと、豚レバーを拾って、他はいらない!と仰せになった。

NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!

悲愴感、アゲイン!!
も、もうだめだ。
立ち直れない。

しかしここでむくりと起き上がるのがふぁんぐ。狼曉に関しては並々ならぬ不屈の精神がにょっきりと顔を出すのは、今始まったことではない。
そう、すねていたって仕方がない。
ここで「狼曉なんてしらん!!」とかアホなことをのたまって、狼曉のいつもの面倒や遊びまでおろそかにしたりしたら、さらに狼曉はまだむべりーへと傾くだろう。
チョモランマと高尾山くらいの差はあるが、それでも山は山!狼曉の鼻水ほどのみみっちいぃ「好き」度でも、これ以上失うわけにはいかない!!!
ふぁんぐは、行動を開始した。

今日一日、狼曉はたぶんふしぎに思っていたに違いない。
いつもなら「うるさい」と一言で片付けられる狼曉の「遊んで」コールも、今日は「はいはい、ちょっとだけな」と少しばかり相手をし、それから「また後で、わかったか?」と言い聞かせるように終わりに。
狼曉の行動に逐一気を配り、水、だのボール、だのと要望にいち早く対応。

…本格的に召使になってきた…

そして夜。
ふぁんぐは「お母さん、つくろうか?」というまだむべりーのおっしゃりを鼻息で吹き飛ばし、今回は豚レバーなしでふぁんぐの手垢をたっぷりすりこみ、ごはんを作った。
「狼曉君、ごはんだよ」
…………そして。
はぐはぐはぐ。
『食べた…食べてくれた!!!』
そしてなんとぺろりと感触。
悲愴感はどこ吹く風、花を飛ばしながら狼曉にミルクをやる。

ふぁんぐ、勝利せり!!!
2007/03/23 (Fri)
今日近所の牧場兼巨大ニク専門スーパーに行く用事があったため、狼曉病のふぁんぐはついフラフラと小遣いで豚レバーの素焼きを買っていた。100g300円という結構な出費。まぁ、これも可愛いアホが喜んで食べるのなら♪と後悔もせずに帰ってきた。
そして家に帰って一切れだけやると、それはそれは喜んで食べてくれた。うむ、余は満足じゃ♪

ところで今日は狼曉の訓練の日だった。もう2~3キロの散歩も許可されているふぁんぐ、どーんなことやってんだろ、くらいの観客者そのものの気分で狼曉の訓練についていった。
ところが。
「今日、ふぁんぐと狼曉が訓練やんなさい。先生に一から教えてもらいなさいよ」

は?

あのババァ、何考えてやがる。たまにあの人は本当に何を考えているのか、実の子である僕にも全く理解できないことがある。というか、いつも理解できない。そうだ、ほんとうにそうだ。少しは普通の親らしくして欲しい。あ、いや、やっぱ撤回。昨日のブログ参照。

まだむべりーの去っていく背中を呆然と見つめる二匹。だがその心境はまったく異なりつつも「行かないで~~~~~~」という方向性だけは一致。情けない。
「じゃぁ、やりましょうか」
先生のお言葉にも、ほとんど反応しない狼曉。
ふぁんぐはとりあえず立ち直り、仕方がない、と腹をくくると、狼曉に号令をかける。
「狼曉、あと」
「………おかあさん、いっちゃった………」
「おい、聞いてるのか?おい」
「………おかあさん、いっちゃった………」
「………豚レバー」
「!?」
「…んなもんあるか。帰ったらやるから、今は僕の言うこと、聞け」
ほとんど買収になりつつも、今ここにブツがないと知ると取引に応じようとしない刹那主義の御仁。
「………おかあさん、いっちゃっ……!!」
「あほか!!ホレ、狼曉、こっちむけ~~~~おいっ!!」
と遊びに誘うように注意を引くも、遊びならば応じるが、訓練はいや。
「こんのバカ犬~~~~~~~~~!!!!」

結局ようやく少しは形になってきた?てなところで一気にCD2の課目をさらいましたが、思わず一言ぽろりと漏れる。
「おまえ、本当にCD2受かったの?」
一気にふき出す先生は、笑い終えると「本当に受かったのよねぇ」と狼曉に笑いかけるが、狼曉はどこ吹く風。
あげくの果てには、僕が「後!」と命令をだすと、わざと先生の足元に座り僕に背を向け、そっぽをむく。
「……おまえ……!!」
「~~~~♪」
遠隔での伏せ、のときなど、座らせた状態で飼い主が離れ、離れた先で「ふせ!」と命令するのだが、ここでもわざとそっぽを向く。
声を殺して笑っている先生はともかく、ふぁんぐはいたってマジメだ。
「狼曉…伏せ!伏せだっつってるだろ!!!聞いてんのか!!!」
「~~~~♪」
「ナメてるだろ。ナメてるならそういえ!!実は僕のことおちょくってんだろ?!」
「~~~~♪」
「豚レバーやらないからな!!」
「! 豚レバー??」
「………今日は簡単にもらえないと思えよ?伏せ!!!」

そして一通り訓練(??)をおえ、なんと災害救助犬の訓練をすこしかじらせていただいた。
のだが。
先:「狼曉君、お母さんも呼んで災害救助犬の訓練やってみようか」
ふ:「災害救助犬?こいつが?この究極お気楽能天気が?災害救助どころか、こいつが災害ですよ!」
先:「あは、AHAHAHAHAHAHA………」

そして訓練。ちょっと離れたところではコーギーを訓練している訓練士のお姉さんがいた。
最初はべりーさんがセットの崩れた家(?)のようなものに隠れていたのだが、とにかく救助犬は咆えなければいけないため、面と面むかってならベリーさんよりよく咆えるふぁんぐが途中で交代、べりーさんが狼曉をけしかける。
「狼曉、ふぁんぐは?ふぁんぐどこ?お姉ちゃんどこ??」
ふぁんぐにはその様子は隠れているため、見えない。
「こら!狼曉!!ちがう、違うよ!!お姉ちゃんが違う!!!」
あのヤロウ…!!

さて、今日、狼曉君は豚レバーにありつけるのでしょうか。
2007/03/22 (Thu)
世間一般で、お母さんのお得意セリフだと思うこのセリフ。世代を超えて、いまだに使われるこのセリフですが、犬上家ではどちらかというとふぁんぐがよく使用します。

今日、もう終業式は終わったらしい学校に行ってきました。ぶっちゃけ、足のせいにして終業式はさぼったのですが、そのときの地獄の番地表を受け取りに行ったのです。要は、成績表です。
「担任がただいま接客中ですので、こちらでお待ちください」
荷物もちのまだむべりーがいたため、学校側の対応は丁寧。カムフラージュのために松葉杖に膝には包帯、おまけにびっこという変装(笑)も手伝って、教師陣はいつもの6割増しでやさしい(笑)。保護者の手前もあるのでしょう。
そして待たされたところというのが普通の生徒なら掃除当番以外立ち入ることはないだろう、というか、立ち入りたくない事務室の接客室。実はここ、成績不振の生徒が個人的に呼ばれて学年主任、教務主任、担任、そして学校長(or副校長)に取り囲まれて「この成績、どうすんの?え?」と締め上げられる場所。うへ、入りたくねー…
そしてやってきた担任。解っていたことだが、こんかいの数学のテストは再試の危険性が危ぶまれるほどきわどかった(笑えない)。そして担任が出した成績表にはアヒルさん(わからない人は、お母さんに聞こう。ちなみに電信柱が立つと留年です。ふぁんぐのカップ焼き蕎麦の乾燥野菜くらいのプライドのために言っておくが、ふぁんぐは電信柱はない!)…。
「再試はギリギリ大丈夫でしたが、…まぁ…ねぇ…。一応進学はできますが…ねぇ…」
イヤミだぞ~~というオーラを出しつつぐちゃらぐちゃらと御託を並べる担任。

そして帰りの車の中。
べ:「お母さん、アヒルさんはいなかったわよ」(べ、の方がいいな…ふふふ…♪)
ふ:「あはは」
べ:「あんな恥ずかしい成績!どうすんのよ」
ふ:「いーじゃないか、母さんの成績じゃないんだし」
べ:「あはははは!!そりゃそうだ!!!!」
注意、みなさん、これは別にふぁんぐの打ちまちがいでは、ありません。
べ:「ここで笑っちゃいけないのね!!普通の母親は、『そういう問題じゃないでしょ!!』って怒るのね!!」
ふ:「今更怒っても、遅いからな?」

まだむべりー、よくふぁんぐが「普通の親はそんなことしねぇ」と言うと「じゃぁ私も怒らなきゃいけないかな?」というのだが、ふぁんぐにしてみればそんなのは余計なこと。せっかく悪い点数も「ばーか」で済むのに、ヘタに普通の親になる努力でもされて「何この点数は!?」となられても困る。中学の中間テストでアホな点数をとってしまったとき、「やべーまた母さんにバカにされる…」とうんざりつぶやいたふぁんぐの隣の友人が、「やばいよ、俺、今日家に帰れない…!」と本人いたってマジメな顔をしていたのを、ふぁんぐは忘れない…。

だからふぁんぐはよくこのセリフを使うのです。
「よそはよそ、うちはうち」
2007/03/21 (Wed)

実はもうそんなにネタがないというか…


3日目、朝起きるともうすっかり麻酔は切れて(当たり前だ)いた。が、実はもう12時半には松葉杖なしで立ってフラフラしていたという実績があるのだが、看護婦に言ったら多分殺されそうだったから黙っていた。

6時に起床なのだが、麻酔で前日結構寝ていたふぁんぐ、朝5時くらいには起きていた。病院は結構好きなときに寝れる~、遅くまで寝てられる~とか思っても実はそうじゃない現実を思い知った。
そして。前前日から、ふぁんぐはほとんどメシぬきだった。手術のときは麻酔の影響でそうなります。ので、まだ手術したことない人、お気をつけください。断食させられます。しかも今回の病院では、「手術前なので、9時以降食事禁止。手術、がんばりましょうね」という看護婦のキャラクターがにっこりしているいやにムカつく札が下がる。すきっ腹を抱えてそれをにらむという構図はあまり麗しくないだろう。
そしてようやく朝飯!手術後に少し食べていいという許可が出るということを聞いていてサンドイッチを作ってくれていたまだむべりーが、昨日の残りを共同冷蔵庫に入れておくといっていた。というか、夜からソレを待っていた(笑)
おはようございます、のアナウンスと共に車椅子でコソコソと、脱衣場からまだむべりーのパンツを盗み出した狼曉のごとく冷蔵庫へ。途中のナースセンター前突破が一番怖かった…
っしゃ!!!
サンドイッチゲット!!!
再びコソコソと関所ナースセンターの突破し、病室へ。
腹へってたんですよ、とにかく。
そして平らげてから、まだむべりーにメール。
「朝飯、ゲット」
ミッションは、コンプリートした

見回りの看護婦に聞かれた。
「車椅子、使ったこと、ありますか?」
まだ松葉杖はダメだということで、朝の段階では車椅子。ちっ。車椅子はたりーぃんだよな。
ふぁんぐはこれまで大きな怪我というのはしたことがなく、もちろん車椅子なんて借りたことはない。なのに何故しっているか。

小学校時代からの悪友が、スキーでコケて足のホネを折り、思わず泣いた(鳴いた?啼いた?)あげく看護婦である彼の母に「男がぎゃぁぎゃぁ泣くんじゃない!」、母の言葉に便乗した妹に「なによ、こんなもん!!」と、患部である足を蹴飛ばされ、ホネを三つにねじ折るという事故を起こしたときのことであった(実話)。
かの不運男が松葉杖と車椅子の両方を借り、学校に来たのであった。
そのときに、休み時間に他の生徒が校庭に遊びに出てしまい無人となった教室を僕も所属する悪友メンバーでジャックし、机を寄せてコースを作り、車椅子VS松葉杖のレースをしたり、とても広く長い渡り廊下を松葉杖をライフルのように構えた不運男を乗せ、2人もしくは3人がかりで車椅子を思い切り押し、3人車椅子VS人間VS松葉杖のレースをしたりと、とにかく方法はどうであれ、車椅子と松葉杖体験は豊富だったのである。もちろん、見つかったら大目玉である。それをいかに見つからずにやるか、また見つかって大目玉をくらっても懲りずにやるか、というのが我らであった。

「友達が足折ったことがあって、それでやったことありますから」
だいぶはしょったね(笑)ちなみに入院した病院に、不運男のお母様は勤務しておいでです(爆)

「松葉杖、使ったこと、ありますか?」
説明は、はしょらせていただきます。

さて回診。
傷口を消毒している先生が「どう?」と聞くので「痛くないです。つか、帰りたいです」というと「あ、いいよ」という返事。
「は?」
「だから、かえっていいよ。これだけ腫れてないし、それだけ動けるなら」
「マジですか?!」
「うん、マジマジ」

ということでさっさとまだむべりーに連絡。
こうして、二泊三日で病院から脱出してきたのでありました。

今日の笑うところは、やっぱりかの不運男のくだりだと自負していますが、ヤツとは未だにつきあってます…
本当の友人ってのは、悪友のことなんじゃないかと思う今日このごろ…

2007/03/18 (Sun)
GWの映画でゲゲゲの鬼太郎が見たいふぁんぐです。
ハッピーフィートとか、蒼き狼とか、バベルとか、
見たいのは いっぱいあっても ヒマがない。
あなやかなしや 受験生 

ってとこでしょうか。その割りには遊んでるけど。

さて、病院お泊り体験記第二段。

痰きりの音で目を覚ます朝。なんともすがすがしい。やがて重なりあっていた痰を切る音がぴたりとやむ。かわりに早足で歩く足音が近づいてくる。
「おはようございます」
「「あぁ、ごくろうさんですおはようございます」」」
しゃがれた声はじぃさん方のもの。はじめの挨拶は看護婦のもの。
そしてしゃがれ声が消えるとほぼ同時に再開される痰きり音。
あー…これは悪夢でもなんでもない。
ただの現実だ。
こういう世界もあるってことを、知らねば大人にはなれぬということか。
うむ。
さて、本日2時から手術でござる。
膝を掻っ捌いて、メスを持つ白衣の鬼が、マスクの下でにやりと笑う。
なーんてことはありはしない(はず)だが、手術直前にやってきた麻酔科の先生がえらく個性的だった。
前日に担当看護婦に「明日麻酔科の先生が行くから。茶髪でピアスの先生よ」といわれていたのだが、予想より6割り増しでピアスが派手だった。白衣を着ていなければ医者といわれても疑うような…と、失礼、でもいい先生でした。カメ仙のビールについて、べりーさんがいくつか質問をしていたが、それにも丁寧に答えてくださっていました。
さて手術。
ぐろいしよく覚えてないので、スルー。

ただ麻酔が下半身だけだったため、術後も結構元気に文句を垂れていた覚えがある。
カメ仙も仕事から早く帰っていたらしく面会終了までべりーさんと一緒に病室にいたが、あんまり実のある話をしなかったというか笑えるような会話はしていないというか…(笑

さて夜。
その夜は、相変わらず隣の方は就寝のアナウンスと共にテレビをつけ、ポリポリ何かを食いだしガサガサとビニール袋をあさりずびーーーーーーーとジュースをすすってくれた。麻酔で寝ていたため眠くないふぁんぐ。iPodを聞きつつ電池を気にする。個室なら充電させてもらえるけど、そんな身分ではないがために充電不可と看護婦さんにびしっと言われしょげていたふぁんぐだったのです…。
夜中にはテレビは消え、いびきの三重奏が開始されるかと思いきや。うん?今日は二重奏だな、どうした。
と…
けほっけほっ!
…咳かぃ!!確か昼間風邪っぽいとかそんなこと言ってたばぁさまがいたな。あの人か。
やれやれ。
ということで、二日目の夜はいびき奏者2名と咳奏者のアンサンブルでした。

つづく。
2007/03/17 (Sat)
なんでおまえここにいんの?!
なんて質問受け付けませ~ん。ただ単に実はたいしたことなかった!というだけです。

内視鏡をつっこんだら、半月板切れてはおらず亀裂が入っていただけだったということで、半月板摘出はなし、「せんせーかえりたい」と言うと「あぁ、いいよ」「えーマジで?」「マジマジ。いいよ帰って」という流れでさっさとべりーさんに電話、「迎えにこーいっ!!!」

脱出に成功したわけであります。
では以下僕の体験記でございます。

まず1日目。
ベッドに入るなり一時間にして早飽きる。「飽きた飽きた飽田秋田秋田犬」
さんざん騒いで夜。
隣のババァ…もとい、おばぁさん(後に結構若いことが発覚)が就寝後にテレビをつけ音を漏らしぼりぼりとお菓子を食う(笑)。今思えば笑えるのだが、笑えなかったよ当初は。「…せーな…」と不穏なつぶやきを漏らしつつ、必死で持ち込んだiPodのイヤホンを耳に突っ込み、聞く。
夜中。
テレビが消えたのでイヤホンをはずす。すると今度は新たな試練!
なんと、いびきの三重奏。
『まてやァァァァァァァ!!!!!!!!!』
3人分のいびきが、ぴったりとそろっていればいい。三人が三人ともバラバラってのはどーいうことだ!
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
そしてようやく朝が来た。
朝の4時くらいにすでに目が覚めていたふぁんぐ。まだ手術もしていないから元気だが、まだ起床時間ではない。くそ、とうつらうつらしていると。
――ピンポンパンポーん。みなさま、おはようございます云々…
すると、どこからともなく(いや病室なんだろうけど)、足を引きずるような音が、病室のすぐ前にある水道へと集まっていく。
なんだろう。まだうつらうつらなふぁんぐ。その正体にも気づかず、ぼ~っとしていると。
「くぁ~~~ぺっぺ!!!」
は?!
次々にコーラスのごとく重なりゆく痰を切る音。
もうこれは合奏だ。
何が嬉しくて三重奏のいびきを子守唄に痰きり音を目覚ましにせんといかんのだ?!
だめだ。
ここは別世界だ。
きっといけないせかいにもぐりこんでしまったんだ。
だから向かいのベッドの同年代っぽい人は自分のテリトリーに引きこもりなんだ。
きっと、そうなんだ…

つづく。
2007/03/14 (Wed)
ブログを打とうとしたら「ふぁんぐ~、狼曉くんう○ちだって~」

色々なえるな、コレ。

はい、俗世最期の夜でございます。明日の夜はしらっちゃけた世界で不機嫌でいることでしょう。

今日は最後の学校ということで、家庭科の未履修の集中講義でございました。
「みなさんの、将来できる子供のためのからくり絵本をつくりますよ」
シワシワで、カメレオンとのあだ名のあるババァ…と失礼、老婦人が先生。どうやら激しい男女差別の中を生き抜いて来られた方らしく、何かというと「男はだめよ」と仰せになる。そして何かの次には「みなさんの子供にね、遊ばせてあげるのよ」とおっしゃられるのだが、はっきり言って生徒の反応は冷めたもの。ふぁんぐもそのひとり。
今日はからくり絵本とやらを作らされた。パタパタと…まぁ普通の本ではないものだ。それの教え方にしてもえらく能率が悪い。いくつかの段階を提出を吹っ飛ばしてまとめてほい、と見せるとえらく面白くなさそうな顔をなさるのだが、知ったことではないな。ふっ。
そして、いよいよ絵本。
絵かぁ…最近かいてねぇな。ということで、準備だけはしっかりしていったふぁんぐ。画材は大量に持っているが、何を使おうか。ラクでサマになる画材。よし。
パステル、水彩色鉛筆、顔彩(和色の絵の具。藍色とか朱色とか浅黄色とか)、アクリル絵の具、その他もろもろ…。
結局筆ペンと水彩色鉛筆に。
さて、何を描こうか。
絵本というからにはストーリーが要るのか。ふむ。てことは1ページ、リアルなりんごを描いて「りんご」という説明書きという手段は通用しないということか。そしてそんなことをつらつら考えていると、教師がさっさとそれについては釘を刺した。
ということで、なぜか、思いついた。「稲荷信仰の始まり」どうしてこういう内容を思いついたのか、この頭というのはどうして自分でも理解ができない。簡単なストーリーとしては、狐がどうしてお稲荷さんになったかということを説明するという内容。
鉛筆でさらっと下書きをして、筆ペンでさらさらと一発描き。そのあと水彩で色をつけて終わり。

ちょ、まて。
十二時間で完成予定のもの、3時間弱で作っちゃったよ。どーしよう。
どうやら絵に餓えていたふぁんぐ、マジメにやっちまった!!不覚!!!

というわけで、完成品を叩きつけて今年度の学校生活を終えてきました…

ただ、筆ペンで水彩というのはえらくラクである。おススメの方法でござる。


では、復俗する日まで、さようなら。
2007/03/12 (Mon)
今日は試験休みで学校はなし。おぅおぅ、少しは普通の学校らしいところもあるじゃないか!うちの高校も!!
本当は放射線セミナーとかいう体に悪そうなセミナーがあったのだが、誰がいくか!自由参加なのをいいことに、サボり。物理選択者は強制だったが、ふぁんぐは生物選択のため、自由。じゃ早速、遊びにいかせてもらいます~!!

まだむべりーと車を飛ばして向かったのは古本屋。さぁて漁るとしようか。
時代小説コーナーで欲しいのが見つけられずうなだれつつも、めげずに好きな作家のコーナーへ。一般コーナーにはなく、人気コーナーにおいてあったのであやうく見落とすところであった。
ふぁんぐが好きな作家というのはあまりいないが、挙げるとすれば司馬遼太郎、東野圭吾、宮部みゆき、夢枕獏、乙一、そんなところか。今回は司馬遼太郎の竜馬が行くと、東野圭吾の白夜行などをいくつか。どさくさにまぎれて漫画も一冊紛れ込ませ、一週間分の暇つぶしの材料をぶじ入手。それに竜馬が行くは確か8巻くらいまであったから、一日2~3冊くらい読んでもおつりがくる(はず)。

そんでもって帰ってからはホームページをいじって、複写できないようなウザイ仕掛けを施し、そのあとは学校の情報の課題。土曜にばかり病院に行っていたから、土曜しか授業のない情報の課題は手付かずだった…
それがなんと、作成ソフトをつかわず、ホームページを作ること!
「………刀の錆にしてくれる………」
不穏なことをつぶやきつつも、不可思議な暗号めいた単語を打ち込んでいく。
作成ソフトを使うと、どうしても構造が勝手に複雑になり、バレてしまう。その複雑な構造だけを取り除こうとすると、今度はうまく表示されない。一番上のほうに<by homepage buil○er>とかが出てくる!使ってるソフトの種類までわかってしまうというおまけつき。
仕方がないから、つくりました。メモパッドで<html>から始まり、タグを作っていく…
タグというものがどんなものか知りたい方は、インターネットエクスプローラーの一番上のファイル 編集 表示…と並んでいる中の表示をクリックし、べろん、といろいろ出てくるなかのソースというやつをクリックすると、メモパッドが自動的に起動し、ソースが見られます。ただこのブログのページのタグはマジメにわけがわからんので、ヘソテンのトップ以外のページでやることをおススメします。それでもよくわらないけどね。トップは今日タグごといじくったせいで、このページよりもいやらしいことになってますので、プログラムとかわけわからない人は、見ないことをおススメします。は?で終わりますから。理解しようとか思わないように。組み立ててるふぁんぐ自身もいまいちよくわかってません(爆

毛玉王狼曉くんのコートをストレス解消代わりにむしってかれこれどれくらいになりますか…一向に減る気配を見せない抜け毛。
ごそ、ごそ、と抜ける箇所が幾つか。もういい加減にしてくれ。
2007/03/11 (Sun)

さーて、一週間ヒマでござる。
いや、多分本来ヒマじゃないんだけど。

だーれが痛くて動けない中勉強しますか?!(爆

テストも終わりさし当たってひーひー言いながら勉強する必要はあるがやる気はしないし、今日は花の日曜日だし、ということで、よし、部屋掃除。

なぜか。

狼曉くんは独りでは寝られません(修学旅行で実証済み)→まだむべりーがふぁんぐのベッドで寝る→「なにこの汚い部屋はァァァァ?!(ついでに最近換毛期な狼曉くんの抜け毛がすばらしい世界を…)」→「掃除してやるっ!!!!」→ふぁんぐのいない間にまだむべりーの徹底掃除→(一般論としては「何この●点のテストはァァァァァ?!」となるところだが、犬上家は違う)「何この出さなきゃいけないはずのプリントはァァァ!?!?」→ふぁんぐは病院から逃げられない→半殺し

NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!

というわけで、魔の手が入る前に、ふぁんぐはセコセコ掃除をしましたとさ。

2007/03/10 (Sat)
The End of the Test!!!!
And The End of the.....僕の膝ァァァァァ!!!!!!!


テストが終わりました。そして膝も終わりました。

日本史・生物・情報という三教科でした。
日本史で予想通りテンションは大暴発。

次の人物を答えよ。また、( a )に入る語句を答えよ。
A:幕臣。海軍伝習所を創立。(すでにここでテンションがむずむず)軍艦( a )の艦長。江戸城無血開城を成功させた。
はーいはーいはーい!!!勝海舟!!ファイナルアンサー!!!( a )は咸臨丸!!!
答えはもらってませんから知りませんが、120%あってますよ。
テンションがいい具合に上がってきたところで次。
B:答えは多分鍋島直正(いい加減だな笑)
さて。
C:長州藩士。(きたか?!)松下村塾に学ぶ。(ッしゃァァァァァ!!!)イギリス公使館焼き討ちに参加し(ぬをををををを!!!)、身分を問わず誰でも参加できる義勇軍を作った。(はいはいはい!!!この問題作ったの誰?!)共に活動していた( c )は薩長同盟に調印。
二度おいしい問題、ご馳走様でした。ファイナルアンサー。300%合ってるはずだ!!高杉晋作!!桂小五郎!!!
その上次で吉田松陰を答えさせる問題が出たため、一気にテンションはヒート。しかしながらオーバーヒート気味だったため生物で撃沈し(笑)、情報は普通の状態でやりました。
ただあれ、HPとかいじくってタグとかひねくり回してれば簡単にできる気がする…ただそういったヤツがうちのクラスには少ないことから、テスト終了後は文句ばかりが流れ出てました…ちなみに情報はぽいっとしていたため、教科書の範囲すら読んでいなかったという…すいません、こんなんで。

そして膝。
みごとに半月板がイッていたらしく、MRIの前で手術の説明されました。
泣けました。
軽く鬱になれるって、アレ。
というわけで、ふぁんぐはしばらく俗世を離れ精進潔斎いたします。といっても、某ゲームの写経ソフトを買ったりはしません(爆
やるなら筆でやります。本格的に(えっへん

つーことでしばし消えます。15日から一週間ほど病院に逝って来ます。ネットどころかPCもゲームも映画もないとは…死ねとか?!かろうじてiPodはOKが出ましたが、PCに至ってはパソ…の時点で「ダメ」出しされました。
悲しい…
そして何が悲しいって、アナタ、狼曉くんと一週間も会えない?!むしろかえって泣いてるのはベリーさんな気がしないでもないですが。

あーあ、iPodに映画を取り込むのが関の山ですね…
2007/03/09 (Fri)
あした~で~テスト~が~おわる~~~
そして~あしたは~運命の日~~~~~

日本史でテンションをあげたまま生物に持ち込みたいな~とか考えつつ、実はもっとそのテンションを挙げ続けたままでMRIのヘンな筒の中で冬眠したいなとか…。

いろいろな意味で明日は運命の日でござそうろう。MRIの歴史などを書き連ねたところで日本史の勉強にはならぬゆえ割愛いたす所存也。これでもし半月板がイッておったバヤイ、我、しばし俗世から離れ、消毒くさい白い部屋にて精進潔斎、写経などして過ごすことになるらし。榎本武揚氏と絶対書かせる問題があると予想される次第にて、武揚のアキの字は要注意なり。そして古文は本日一限にて終わり候。

頭がそろそろパーになりそうだ。かつてぱぴぷぺぽを制覇した狼曉くんには及ばないが、もうパーだパー。

では、そろそろ拙者は消える所存にて、これにて御免!
2007/03/08 (Thu)
3教科、おそらく全問を解くための所要時間はトータル40分程度だったのではないかと思われる。
少なくとも世界史と化学は合計10分ずつで20分だ。あ、べりーさん、ちゃんと見直しはしましたからね?!
今日の科目は英語ライティングと化学と世界史である。
ライティングはムダに書く量が多いからともかくとして、自分でも化学+世界史=20分とはどうかと思う。

ここで誤解しないでいただきたいのは、ふぁんぐは別に特別利口でも特別バカでもないということだ。
どちらかというと中間である。
なぜか。

世界史は簡単で10分(ほら、だって履修不足で仕方なしのテストだし…)、そして化学はほとんど白紙で10である。

つまり、文型科目はうっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!といける(ものもある)し、理系科目は生物以外はもう一気にヒットポイントが磨り減るわけである。
プラスマイナス、ゼロである。

ふぁんぐ の こうげき
「(確か)配られたプリントにこんな単語があった!!!(ような気がする)」
ふぁんぐ の こうげき は はずれた
かがく の こうげき
「(化学教師)ふっ、これくらい解けないとねェ…ちょっと困りますねェ…」
きゅうしょ に あたった!
ふぁんぐ は たおれた

懐かしい携帯ゲームポ○モン風で。
今復刻版とか出てますよね、今のゲーム機に対応したやつ。
初期の151匹…だっけ?あやふやだ…しか知らない犬上ふぁんぐでございました…
というか、すでにプレイヤーでもないよね多分これのプレイヤーの名前は「ろき」だよね…
2007/03/06 (Tue)

明日でようやくⅢCからオサラバできる。ようやく…ようやくっ!!

思えば、辛いヒビ…違う、日々でございまして候也。試験で使用せぬ故意味がないと言えばそうなる授業を聞き再試という見えぬ敵を相手に見えぬ刃にて立ち向えり。否、何よりも恐ろしき敵はこれまた見えぬ睡魔という悪魔なりけり。かくて今もその悪鬼は高笑いをしぃしぃ拙者に襲い掛かりけり。やぁやぁ我こそは!ヘソテンキングダムの王子、狼曉さまの主人という名の召使兼玩具、犬上ふぁんぐなり!!首とって捨ててんげり!!

…平家は範囲じゃなかった…


明日からテストなり。悪魔が来たりて我をいざない地獄の門が開きて我を待つ…


『狼曉くーんっ!僕は…僕はキミのご飯のために勉強するよっ!だからそれ以上袖を破かないでくれっ!!
まったくしょうがないなぁ、ちょっとだけだよ♪』


はと我気づけり、真の敵は己が煩悩なり。

古文の勉強と言い張って見たけど、ムリだったか、やっぱり…そして全く関係ないタイトル…

2007/03/02 (Fri)
このブログを読んでる人の中で、これから受験という人生の飛び越えねばならぬ奈落を前に、生まれたてのナニガシのごとく膝を笑わせている方はいらっしゃらないだろう。いや、膝が笑うって、べつにふぁんぐの今の状況ではない(汗

昨日、そろそろマジで期末がやべーなァ…ってことで、英語のリーディングの本文を訳していたが、やばい、むずかしいのぅ…。
新政府のもと、1871年に文部省が設置され、学業奨励に関する太政官布告(被仰出書/おおいだされしょ)が出された。その際フランスの制度を模範とした学制、さらに今度はアメリカの制度を模範とした教育令が発布され、それに伴い1872年に新都、江戸改め東京に設立された某大学の現在の教養学部のテキストから英語教師が引っ張り出してきた長文は、もういい加減にしてくれと言いたくなるほど難しい。
海の仕組みなど長々と述べられたところで、こっちがセメント漬けで東京湾に沈められし心地すなり、な状況なのに、そういった複雑な頭の構造をされた方々用の長文、ただの論文なわけがなく、とっぴな発想ばかりしてくださる筆者様の筆(…キー?)に踊らされ、ふぁんぐは本腰を入れねば頭の中が攘夷決行宣言、1863年5月10日発布で長州藩は下関でフランスとオランダの船を1863年5月に砲撃!!意味不明!!!とにかく、外国嫌いになりそうだということです。しかしこの砲撃事件、長州の攘夷志士らがどっかんとやったのはフランス、オランダの船、しかもかすり傷だったのが、報復じゃ!!と戦艦率いてやってきたのは、イギリス、フランス、オランダ、アメリカの4国。まぁ長州藩の志士である高杉晋作氏はイギリスの公使館を焼き討ちしていますが。まぁともかくこれを、四国艦隊下関砲撃事件という。そのまんま。ただこの砲撃事件、長州への報復は口実にすぎず、戦艦軍はそのまま国へ帰らず京都へ。すでに諸外国のお偉いさん方は、幕府の権威が風前の灯であることに気づいていて、朝廷へ、今までは商人同士の話し合いで決められていた貿易の際の関税について、一律5%と軽減させる条約である、「改税約書」をとりつける。今まで平均して20%だった関税が、一気に5%へどぼん。コレは痛い。日本の経済は圧迫され、攘夷活動はさらに活発に…。
やっほぅ!もろにマイワールド展開中きゃっほう!!

……なんの話だか忘れてしまった。
そうそう!ようは言いたかったことは、まじめにやっていればそれなりに面白いことがあるということだ。しかしながら、コレは攘夷活動云々のことではない。
「ふぁんぐ、アップルパイでも食べる??(猫なで声だと思ってください)」
「?!(ぽろ…←耳につっこんでいたイヤホンが落ちた音)」

勉強する子供には弱いのが親というものらしい。

「母さんてさァ…僕が勉強してると、やさしいのな」
カメ仙、まだむ、ともに爆笑。
でも事実だと思いますよ、これ。

さて、最近狼曉君は抜いても抜いても毛が減らん!ということで、勉強に飽きたふぁんぐがブラシを片手に毟っていたのですが、やはりブラシは好きじゃない。暴れはしないし、構ってもらえないよりいいから逃げないけど、やっぱ嫌!ってことで、たまにパンチが飛んでくる。
「いい加減にしろ、この毛ダルマ」
思わず言ったふぁんぐのこの心境、誰かご察知ください。
ふぁんぐの長袖Tシャツの袖はもう穴だらけ。どうしてくれんの、ねぇ狼曉君。
君が、ヘソテン☆キングダムの新しいTOPの写真のわんこだとは、誰も思わんよ。
2007/02/25 (Sun)
と言ってもいられないのだが。
最近はこのブログ、なんかまだむへの復讐ブログに変わってるきがする。



こないだ、足を捻挫した話を書いたと思いますが、アレ、思わぬ方向に展開していった!!
昨日、一週間経ったべや、ということで再び病院に行った。
実はふぁんぐ、今回でこの件とはおさらばするつもりだった。
のだが。
「まだ痛い?」
「だ、だいぶ楽になりましたよっ!」
「でも痛い?」
「…痛いです…」
「どうすると痛い?」
「伸ばすと痛い」
「膝の裏?脇?」
「…わからん…」
「……」
「……」
そして膝を始点に足をぐにぐにとひねり回される。
むしろアレって、痛いのは痛いって言わなきゃダメなんか?ソレだったら「いたいいたいいたいいたいいたい」とエンドレスに言い続けることになるから途中で言うのやめて我慢するんだけど、ソレで医者はこれやると痛くないと思うのか、さらにゴリゴリやるのだが。痛いっちゅーの。
「この一週間、膝伸ばしてた?」
「いいえ」
伸ばすと痛いって言ってるだろーに。
「だよねぇ…」
意味深な物言いすんな。
「えっとね、筋がずっと伸ばされてなかったから筋が縮んじゃってるのか、もしくは」
なんだァもう終わりじゃん♪…え?もしくは??
「膝のお皿…」
…はぃ?!
「…を支えている半月板っていうのがね…」
なんだ、皿じゃないのか(ほっ/実は先週皿がはずれやすい体質と言われた人)
「それがヒビはいってると…」
…………(思考停止
「それがひっかかって痛いってこともあるんだよ」
…………(思考定止
「そうだとMRIで解るから、とりあえず予約だけ取っといて、その予約の間にストレッチとかしてよくなればキャンセルってこともできるけど」
…………(思考諦視
「じゃぁそれでお願いします」
そこで登場、カメ仙、カメの一言(笑)。
土曜だから休みだったため、診療直前にまだむに付き添いを命じられた一応父親。
「もし半月板だったら、それは処置は…(よく覚えてないな…)」
「その場合は……(上に同じ)……その手術を…」
ほわっと?!←戻ってきた。
はァ?!」
「え?手術だよ?」
「何ソレ?!何すんの?!」
「簡単だよ、膝に一センチくらい二つ穴あけて、そこから鉛筆くらいの……(思考停止)」


先週、「ったく、オーバーなんだから!」としぶしぶ病院に連れて行ったまだむべりー。
……何が言いたいか、わかるよねェ?

ちなみに本日の狼曉君は、またまたまだむの実家にGO。
おじいちゃんに飛びつき顔をなめ、おじいちゃんは大満足(笑)。
そしてそのままノンストップノンレストで車に揺られ帰って来ました9時から5時半の旅。
そしてそのあと少しばかり眠りご飯をよこせと催促し、完食。
そして今はボールを咥えてあっちにフラフラこっちにフラフラ。
君は無敵だよ、狼曉君……。
2007/02/23 (Fri)
いやァもう書かずには…!!

学校の昼休みにソワソワと携帯をちらつかせる怪しい学生が一人。

そのすぐそばでは、あまり仲良くないというか興味がないがいろいろ向こうはちょっかいを出してきてうざいという男子と女子のグループがなんと犬談義。
「俺んちの犬、マロンって言うんだぜ」
「俺んちの犬、レオンって言うんだ、かっこいいだろ」
そいつらは成績至上主義というかなんというか…といった連中で、ご両親はお医者様か、その手の関係の方々で、将来は医学部か薬学部に行かれるという腸でなく超エリートの連中。
その連中の犬談義、さぞおもしろかろうよ。
と盗み聞き。
その間も携帯は相変わらずちらちら。
「お前んちの犬、何?」
「レオンはたぶん、このクラスの中の犬じゃ一番でかいぜ」
ほう。
「ボルゾイだから」
ほうほう。しかしボルゾイだったら70%おまえにはなついていないだろう。ひたすら走るあの犬種の運動を、おまえがやっているとは思えん。
しかし、うーむやはり予定は2時からだから、まだ何も言ってこないか。ちくしょー。
「俺のマロンはなァ」
と口を開いた男子二号。こいつが最悪にうるさい。少し黙ってない?お前、ってなやつである。やることは大げさでとにかくうるさいのだが、果たしてその犬種は。
「メキシコの犬なんだぜ!」
んなもんはいくらでもいるだろう。
「チワワだ!世界最小の犬だぜ!」
……………………………。
ノー・コメントでお願いします。
ここで一発ぼくちゃんが口を開いてやろうかと思った。
ちょいとおたくら、余計な口開くようですいやせんが、あっしの犬、知りたくありやせんかぃ?そんじょそこらのペットショップじゃァお目にかかれる犬種じゃぁございやせんよ。出身国?そりゃァベルギーでござい。ベルギーで自分で仕事ができる、つまりは自分で臨機応変に物事に対応できるような頭と能力を持った万能犬だぜ参ったか。聴導犬、盲導犬、番犬、新聞配達犬、なんでもできるぞざまーみろ。そしてなんと狼曉君はCD2(のテストを受ける予定)で、インター…
とそこでポケットの持ち込み違反物が震える。
ブブブブブブブブ!
来たァァァァァ!!!!
ばっと取り出し待ちうけの狼曉君の花のかんばせにニヤけ、メールボックスを開ける。新着メッセージ、1通。
」(再現しててちょっと沈黙した人…)
っしゃァァァァァァァァァ!!!!!!!(そんときはそうだったんだよ)
と思わずガッツポーズ。となりのチワワはスペースシャトルとこんにちは。

これで狼曉君はCD2を取れたのでございました。え?これでおわりかって?だって詳細はまだむのブログに載ってますから。そっちでよろしく(手抜きじゃないよ、ダブりを防いだだけだヨ)

そして、ふぁんぐはここに全国レベルで宣言する。
よく学校の教師は、「勉強する目的を何でもいいから決めろ」という。これを恩師はこうおっしゃった(てか、前に書いたか?)「勉強する目的を、気持ちの上で納得する目的をなんでもいいから決めろ」

僕の目的は、「狼曉君に合った良いフードを食わせ、そして妹を迎え、その妹にもその子に合った良いフードを食わせるために勉強する!!」

この目の前になんか開けたこの一年の道。
この先には、何が待ち受けているのか。
すくなくとも、受験とかそういうレベルではない混沌が待ち受けているような気がする(笑
だってさ、勉強の目的がわんこのごはんってお前……もう末期だね。
じゃ、狼曉君のご飯のために、数学、やってきます!
2007/02/21 (Wed)
と主張したいふぁんぐですが。

このたびまだむべりーのカミナリが落ちまして、爆心地は犬上家リビングのふぁんぐのPCの上ってことで。
「アンタPCやりすぎー!!!」
「アイターーーーー!!!」

ということで、PC使用時間の制限攻撃を受け、ふぁんぐは今だまだむの怒鳴り声の余韻で接骨院の電気治療のような電流を帯びているわけで。

更新停滞宣言!!!
こうしておけば「んだよふぁんぐってやっぱ三日坊主じゃん。何が脱三日坊主完遂か?!なダイアリーだよ」とか言われずにすむかなーとか。だからタイトルも変えたじゃん。「ふぁんぐの三日坊主じゃないよ受験だよダイアリー」って。

でわ、電流が消えたらまたきます。
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