突如消えたり現れたり消えたりと宙をふよふよ漂っているふぁんぐと、浮いているふぁんぐのズボンにぶら下がって地面に引き摺り下ろす狼曉くんのどーでもいい日常を綴る徒然草。
2007/04/08 (Sun)
未選択
息を切らせた狼曉を後部座席に乗せて、まだむべりーの運転する車は田んぼや畑の中の道を走る。市のお情けで舗装された道は、狭い。
あれだけ走れば息も切れようさ…と先ほどまでの近くの公園の広場での狼曉の暴れようを見ていたふぁんぐは、お付き合いして走り歩きぐったり。
時計は朝の9時半。
休日でなくともまだ眠い時間。
大あくびをした。
生暖かい空気が、口からのどを伝わり声帯に挨拶し気管と食堂に別れくだり、酸素をとりあえず供給して肺を一回りして外へ。
…………なんか気持ち悪いあくびだったな………
そして気づいた。
ちょうどふぁんぐの顔の横に、ふぁんぐの頭よりもでかい茶色の毛ダルマな頭。
そしてそのヘラヘラと笑ったように半開きにされた口からせわしなく吐き出される空気。
「母さん、今僕、狼曉の吐いた息であくびしたみたい………」
笑い事じゃない………げふ………
あれだけ走れば息も切れようさ…と先ほどまでの近くの公園の広場での狼曉の暴れようを見ていたふぁんぐは、お付き合いして走り歩きぐったり。
時計は朝の9時半。
休日でなくともまだ眠い時間。
大あくびをした。
生暖かい空気が、口からのどを伝わり声帯に挨拶し気管と食堂に別れくだり、酸素をとりあえず供給して肺を一回りして外へ。
…………なんか気持ち悪いあくびだったな………
そして気づいた。
ちょうどふぁんぐの顔の横に、ふぁんぐの頭よりもでかい茶色の毛ダルマな頭。
そしてそのヘラヘラと笑ったように半開きにされた口からせわしなく吐き出される空気。
「母さん、今僕、狼曉の吐いた息であくびしたみたい………」
笑い事じゃない………げふ………
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