突如消えたり現れたり消えたりと宙をふよふよ漂っているふぁんぐと、浮いているふぁんぐのズボンにぶら下がって地面に引き摺り下ろす狼曉くんのどーでもいい日常を綴る徒然草。
2007/03/25 (Sun)
未選択
どうも、悲愴感漂うふぁんぐです。
なんでかってーと…いや、別に成績じゃありませんよ。成績でも悲愴感漂わせなければならないんでしょうが。
もちろん原因は狼曉くんです。
最近発覚したことなのですが、狼曉くんは、ごはんにまだむべりーか、ふぁんぐの手の匂いがついていないとごはんを食べない。らしい。
なんじゃそりゃぁ?!
とお思いかと思いますが、そうなんです。匂いがついていないと食べないんです。
僕だってなんじゃそりゃぁ?!です。
ただ、「えへへ、母さんか僕の手の匂いがついていないと、食べないのかぁ…」とニヤニヤしていました。
ええ、していました。もう、アホかと思うくらいにニヤついてました。締りの無い顔してました。えへへ、というか、でへへ、という感じでした。もう。
でも、現実は甘くありませんでした。
自分の手で混ぜてこねて丸めて…と、したご飯。途中で狼曉サマは「いらない」。そこになぜか登場まだむべりー。
「貸してごらん」
そしてちょいちょい、と自分の手でまぜ、狼曉の目の前につきだすと。
食べた。
Nooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!
というわけで、漫画の縦スジがふぁんぐの周辺にどす黒い空気と共に降りていたのでありました。
次の朝。
「そうさ!母さんと同じレベルに立とうというのは間違いなんだ。あの人は化け物だ。あの人と同じ土俵になど立てるわけがない。さぁ!!リベンジ!!!」
と取り出したるはこの間の豚レバー。まだむべりーと同じ内容なら、まだむべりーの方を喰うのは当たり前!ならばごはんに仕掛けをしてくれる!!!
妥当、じゃない、打倒!!まだむべりー!!!!
もともとハンバーグのタネなど、指にまとわりつくようなものを混ぜるのが大嫌いなふぁんぐ。今の狼曉くんのご飯はちょうどハンバーグのタネのような感触のごはん。それをいろいろと混ぜ合わせるのを素手でやり、あげく豚レバーにいたっては包丁を使わずにすべて噛み切り細かくするという念の入れよう。ここまでくるともやは頭の可愛そうな人みたいだが、本人は必死だ。
そして。
「さぁ!狼曉くん!!がっつがっつと食べたまえ!!!」
「……………………」
頭がかわいそうなオーラでも漂っていたのだろうか。
狼曉君はなんと、豚レバーを拾って、他はいらない!と仰せになった。
NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!
悲愴感、アゲイン!!
も、もうだめだ。
立ち直れない。
しかしここでむくりと起き上がるのがふぁんぐ。狼曉に関しては並々ならぬ不屈の精神がにょっきりと顔を出すのは、今始まったことではない。
そう、すねていたって仕方がない。
ここで「狼曉なんてしらん!!」とかアホなことをのたまって、狼曉のいつもの面倒や遊びまでおろそかにしたりしたら、さらに狼曉はまだむべりーへと傾くだろう。
チョモランマと高尾山くらいの差はあるが、それでも山は山!狼曉の鼻水ほどのみみっちいぃ「好き」度でも、これ以上失うわけにはいかない!!!
ふぁんぐは、行動を開始した。
今日一日、狼曉はたぶんふしぎに思っていたに違いない。
いつもなら「うるさい」と一言で片付けられる狼曉の「遊んで」コールも、今日は「はいはい、ちょっとだけな」と少しばかり相手をし、それから「また後で、わかったか?」と言い聞かせるように終わりに。
狼曉の行動に逐一気を配り、水、だのボール、だのと要望にいち早く対応。
…本格的に召使になってきた…
そして夜。
ふぁんぐは「お母さん、つくろうか?」というまだむべりーのおっしゃりを鼻息で吹き飛ばし、今回は豚レバーなしでふぁんぐの手垢をたっぷりすりこみ、ごはんを作った。
「狼曉君、ごはんだよ」
…………そして。
はぐはぐはぐ。
『食べた…食べてくれた!!!』
そしてなんとぺろりと感触。
悲愴感はどこ吹く風、花を飛ばしながら狼曉にミルクをやる。
ふぁんぐ、勝利せり!!!
なんでかってーと…いや、別に成績じゃありませんよ。成績でも悲愴感漂わせなければならないんでしょうが。
もちろん原因は狼曉くんです。
最近発覚したことなのですが、狼曉くんは、ごはんにまだむべりーか、ふぁんぐの手の匂いがついていないとごはんを食べない。らしい。
なんじゃそりゃぁ?!
とお思いかと思いますが、そうなんです。匂いがついていないと食べないんです。
僕だってなんじゃそりゃぁ?!です。
ただ、「えへへ、母さんか僕の手の匂いがついていないと、食べないのかぁ…」とニヤニヤしていました。
ええ、していました。もう、アホかと思うくらいにニヤついてました。締りの無い顔してました。えへへ、というか、でへへ、という感じでした。もう。
でも、現実は甘くありませんでした。
自分の手で混ぜてこねて丸めて…と、したご飯。途中で狼曉サマは「いらない」。そこになぜか登場まだむべりー。
「貸してごらん」
そしてちょいちょい、と自分の手でまぜ、狼曉の目の前につきだすと。
食べた。
Nooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!
というわけで、漫画の縦スジがふぁんぐの周辺にどす黒い空気と共に降りていたのでありました。
次の朝。
「そうさ!母さんと同じレベルに立とうというのは間違いなんだ。あの人は化け物だ。あの人と同じ土俵になど立てるわけがない。さぁ!!リベンジ!!!」
と取り出したるはこの間の豚レバー。まだむべりーと同じ内容なら、まだむべりーの方を喰うのは当たり前!ならばごはんに仕掛けをしてくれる!!!
妥当、じゃない、打倒!!まだむべりー!!!!
もともとハンバーグのタネなど、指にまとわりつくようなものを混ぜるのが大嫌いなふぁんぐ。今の狼曉くんのご飯はちょうどハンバーグのタネのような感触のごはん。それをいろいろと混ぜ合わせるのを素手でやり、あげく豚レバーにいたっては包丁を使わずにすべて噛み切り細かくするという念の入れよう。ここまでくるともやは頭の可愛そうな人みたいだが、本人は必死だ。
そして。
「さぁ!狼曉くん!!がっつがっつと食べたまえ!!!」
「……………………」
頭がかわいそうなオーラでも漂っていたのだろうか。
狼曉君はなんと、豚レバーを拾って、他はいらない!と仰せになった。
NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!
悲愴感、アゲイン!!
も、もうだめだ。
立ち直れない。
しかしここでむくりと起き上がるのがふぁんぐ。狼曉に関しては並々ならぬ不屈の精神がにょっきりと顔を出すのは、今始まったことではない。
そう、すねていたって仕方がない。
ここで「狼曉なんてしらん!!」とかアホなことをのたまって、狼曉のいつもの面倒や遊びまでおろそかにしたりしたら、さらに狼曉はまだむべりーへと傾くだろう。
チョモランマと高尾山くらいの差はあるが、それでも山は山!狼曉の鼻水ほどのみみっちいぃ「好き」度でも、これ以上失うわけにはいかない!!!
ふぁんぐは、行動を開始した。
今日一日、狼曉はたぶんふしぎに思っていたに違いない。
いつもなら「うるさい」と一言で片付けられる狼曉の「遊んで」コールも、今日は「はいはい、ちょっとだけな」と少しばかり相手をし、それから「また後で、わかったか?」と言い聞かせるように終わりに。
狼曉の行動に逐一気を配り、水、だのボール、だのと要望にいち早く対応。
…本格的に召使になってきた…
そして夜。
ふぁんぐは「お母さん、つくろうか?」というまだむべりーのおっしゃりを鼻息で吹き飛ばし、今回は豚レバーなしでふぁんぐの手垢をたっぷりすりこみ、ごはんを作った。
「狼曉君、ごはんだよ」
…………そして。
はぐはぐはぐ。
『食べた…食べてくれた!!!』
そしてなんとぺろりと感触。
悲愴感はどこ吹く風、花を飛ばしながら狼曉にミルクをやる。
ふぁんぐ、勝利せり!!!
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