忍者ブログ
突如消えたり現れたり消えたりと宙をふよふよ漂っているふぁんぐと、浮いているふぁんぐのズボンにぶら下がって地面に引き摺り下ろす狼曉くんのどーでもいい日常を綴る徒然草。                                               
[169]  [168]  [167]  [166]  [165]  [163]  [162]  [161]  [160]  [159]  [158
2024/05/20 (Mon)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007/03/23 (Fri)
今日近所の牧場兼巨大ニク専門スーパーに行く用事があったため、狼曉病のふぁんぐはついフラフラと小遣いで豚レバーの素焼きを買っていた。100g300円という結構な出費。まぁ、これも可愛いアホが喜んで食べるのなら♪と後悔もせずに帰ってきた。
そして家に帰って一切れだけやると、それはそれは喜んで食べてくれた。うむ、余は満足じゃ♪

ところで今日は狼曉の訓練の日だった。もう2~3キロの散歩も許可されているふぁんぐ、どーんなことやってんだろ、くらいの観客者そのものの気分で狼曉の訓練についていった。
ところが。
「今日、ふぁんぐと狼曉が訓練やんなさい。先生に一から教えてもらいなさいよ」

は?

あのババァ、何考えてやがる。たまにあの人は本当に何を考えているのか、実の子である僕にも全く理解できないことがある。というか、いつも理解できない。そうだ、ほんとうにそうだ。少しは普通の親らしくして欲しい。あ、いや、やっぱ撤回。昨日のブログ参照。

まだむべりーの去っていく背中を呆然と見つめる二匹。だがその心境はまったく異なりつつも「行かないで~~~~~~」という方向性だけは一致。情けない。
「じゃぁ、やりましょうか」
先生のお言葉にも、ほとんど反応しない狼曉。
ふぁんぐはとりあえず立ち直り、仕方がない、と腹をくくると、狼曉に号令をかける。
「狼曉、あと」
「………おかあさん、いっちゃった………」
「おい、聞いてるのか?おい」
「………おかあさん、いっちゃった………」
「………豚レバー」
「!?」
「…んなもんあるか。帰ったらやるから、今は僕の言うこと、聞け」
ほとんど買収になりつつも、今ここにブツがないと知ると取引に応じようとしない刹那主義の御仁。
「………おかあさん、いっちゃっ……!!」
「あほか!!ホレ、狼曉、こっちむけ~~~~おいっ!!」
と遊びに誘うように注意を引くも、遊びならば応じるが、訓練はいや。
「こんのバカ犬~~~~~~~~~!!!!」

結局ようやく少しは形になってきた?てなところで一気にCD2の課目をさらいましたが、思わず一言ぽろりと漏れる。
「おまえ、本当にCD2受かったの?」
一気にふき出す先生は、笑い終えると「本当に受かったのよねぇ」と狼曉に笑いかけるが、狼曉はどこ吹く風。
あげくの果てには、僕が「後!」と命令をだすと、わざと先生の足元に座り僕に背を向け、そっぽをむく。
「……おまえ……!!」
「~~~~♪」
遠隔での伏せ、のときなど、座らせた状態で飼い主が離れ、離れた先で「ふせ!」と命令するのだが、ここでもわざとそっぽを向く。
声を殺して笑っている先生はともかく、ふぁんぐはいたってマジメだ。
「狼曉…伏せ!伏せだっつってるだろ!!!聞いてんのか!!!」
「~~~~♪」
「ナメてるだろ。ナメてるならそういえ!!実は僕のことおちょくってんだろ?!」
「~~~~♪」
「豚レバーやらないからな!!」
「! 豚レバー??」
「………今日は簡単にもらえないと思えよ?伏せ!!!」

そして一通り訓練(??)をおえ、なんと災害救助犬の訓練をすこしかじらせていただいた。
のだが。
先:「狼曉君、お母さんも呼んで災害救助犬の訓練やってみようか」
ふ:「災害救助犬?こいつが?この究極お気楽能天気が?災害救助どころか、こいつが災害ですよ!」
先:「あは、AHAHAHAHAHAHA………」

そして訓練。ちょっと離れたところではコーギーを訓練している訓練士のお姉さんがいた。
最初はべりーさんがセットの崩れた家(?)のようなものに隠れていたのだが、とにかく救助犬は咆えなければいけないため、面と面むかってならベリーさんよりよく咆えるふぁんぐが途中で交代、べりーさんが狼曉をけしかける。
「狼曉、ふぁんぐは?ふぁんぐどこ?お姉ちゃんどこ??」
ふぁんぐにはその様子は隠れているため、見えない。
「こら!狼曉!!ちがう、違うよ!!お姉ちゃんが違う!!!」
あのヤロウ…!!

さて、今日、狼曉君は豚レバーにありつけるのでしょうか。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
訓練、大変ですね~
豚レバーか・・・
何があっても、ついついやってしまいますよね~
からくり 2007/03/24(Sat)10:56:45 編集
無題
そうですねぇ
ぶたれバー、高かったな…小遣い痛かったな…
ふぁんぐ 2007/03/24(Sat)18:46:25 編集
無題
おしさしふり。
なんか大変だったのねぇ~ふぁんぐ“君”。
姉さんも半月盤の手術しましたが、手術中に先生に言いました。「先生、モニターが見えないんですけど、ちょこっとコッチ向けてくれます」

だあって、先生と看護婦が隠れて人の膝の中をぐりぐりして遊んでるのっで嫌じゃないですか。

んでね。一番痛かったのが日赤で膝を見てもらった時のこと。その頃はまだMRIがなくてね、唯のレントゲンだったんですが、膝にエアを入れて関節を広げて撮影するんですよ。

先生「じゃあ空気いれますから、気持ち悪くなったら言って下さい」
アテ「・・・せ、先生!い、痛いです!」
先生「痛い?おかしいなあ。麻酔かけてるから痛いはず無いんだけど・・・あっ。麻酔忘れてるわ。ごめんごめん」
先生「いやあ~。困っちゃったなあ。でも、もう入れちゃったしなあ。」

ひとしきり困る先生。

先生「あのね。この入れた空気、普通は後で抜くんだけど、麻酔してないから、これまた痛いんだよね。だから、このまま放置しておくから。?大丈夫、大丈夫。自然に体内に吸収されて無くなるから」

かくして私は膝に空気を入れっぱなしにされて帰りました。それがね、とても変な経験だったんですよね。膝の空気は少しずつ上に上がって行くのが判るのです。通り道の内腿を押さえると、ぶくぶくっ!グジュグジュグジュ!と泡の音が聞こえるのです。そして股間節を最後に上半身へと移動し消えました、とさ。

またたびぃ URL 2007/03/25(Sun)14:23:23 編集
無題
い、痛すぎる体験談ありがとうございます…
い、痛いんですけど?!すごく今膝痛いんですけど?!

お久しぶりです。このままモグリに(意味違う)になっちゃうんかと思ってたんで安心しました♪

麻酔忘れた?その時点でパンチですな。今の半月版の手術は水を流しっぱなしでじゃぁじゃぁやるらしいです(意味解らん)。モニターはやるまえに麻酔科の面白い先生と「見える?この角度で」「あ、もうちょい右でお願いします」という会話をやっとりました(笑)

グシュグシュ泡の音…たぶん一日中いじくってんだろうな(笑

また来てくださいね~
ふぁんぐ 2007/03/25(Sun)14:43:30 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
犬上 ふぁんぐ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
カウンター
忍者ブログ [PR]

* ILLUSTRATION BY nyao *