突如消えたり現れたり消えたりと宙をふよふよ漂っているふぁんぐと、浮いているふぁんぐのズボンにぶら下がって地面に引き摺り下ろす狼曉くんのどーでもいい日常を綴る徒然草。
2007/04/17 (Tue)
未選択
朝。
目覚まし代わりのコンポから、某侍漫画のサントラが怪しく鳴り響く中、ふぁんぐは惰眠をむさぼっていた。
まだこの曲だったらあと15分くらいは寝てられるハズ(おい)。
と、不意に耳にとどく、宿敵登場のシーンよりも怪しく恐ろしげな音。
うえっぷ…うげっぷ…ぐえっぷ……オ゛ェ゛ップ………
Hun?!
だんだん近づいてくるその音。
「ろ、狼曉?」
…ぅ゛げっぷ…ぐえっぷ……オ゛ェ゛ップ…オ゛エ゛!!
「ちょ、待てェェェェェ!!!」
曲ではとうとう宿敵との戦闘シーンに入った!!
「ろ゛き゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!???」
がばりと跳ね起き、今まさにふぁんぐの腹の上にゲボォしようとしていた狼曉の顔をむんずとベッドの外へと向けた!!!
間一発!!!
「ゲボォ!!!」
宙を飛ぶ狼曉のゲボォ。ゲロ王子降臨アゲイン!!びちゃぁっ!と液体が床に跳ね落ちる音。
ふぃー、と胸をなでおろすふぁんぐは、床を改めて見てギョッ。
「ふぁ、ふぁんぐのスリッパの上じゃァねーかァァァァァ??!!」
すばらしすぎる朝だった。
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