最後の日、ダディーがわざわざ休みをとってくれて、僕たちを山につれてってくれました。
やべ、野生に帰るって、コレ。
ものっそい綺麗な風景が!!
そこで写真を撮ろう!としても、実はその日の前にデジカメは電池切れ。呪うぜ運命!!とやっていると、友人が「あとでデータくれるなら」と友人のデジカメを貸してくれた!うわっほい!!
それに、現代文明の利器に触れていれば、少しは野生に帰りにくくなるかと(爆
そして。
とうとうやってまいってしもうた。
ファミリー最後の夜。
…最後とかいうとなんか不吉。だけど最後なもんはしゃーない。
ジャックぅぅぅぅぅアイスぅぅぅぅぅぅルクスィーぃぃぃぃぃぃジェシィィィィィィィィィ!!!!!(結局そこか
いや、もちろんファミリーとの別れも、ね。特にダディーは本当にいろいろつれてってくれましたし、マミーも楽しくてやさしいマミーでしたョ。
ただ…ね、マシューとか、ドニーとか……(馬の名前です)レニーとか…(ヒツジ)……
とにもかくにも、こうして僕のファームスティは終わった。
国内線に乗って(また飛行機さ…)シドニーへ。
オペラハウスを見てなんとか港で…て、もうやる気ないよねこの文章。
オペラハウスはデザインがすごかったな。
いろいろと。
あとは…やっぱたくさんぷー・エリザベスがいたことくらいかなァ…
あんま覚えてません。あんま見えてなかったもんで。あはは
そして最後の夜、中華料理屋でディナー。
なにこの箸。
春巻きをつかもうとして、パシ!…トゥルッ!ぬぉをををを?!
つるっつるのプラスチック箸。こんなに割り箸のありがたみを感じたことはない(笑
パシッ!トゥルッ!を何度も繰り返し、ふとほかのテーブルを見ると同じ光景。爆笑。
とあるやつは、いきなり箸を叩きつけ(笑)、手づかみで喰ってました。笑。
あと、ふぁんぐは超がつくほどえびが嫌い。というか、あの姿が大嫌い。
むしろ恐ろしい。
あるとき家族で買い物に行くと、えびをオヤジが買いました。それを見ながらふぁんぐが言う。
「僕、レジ打ちのバイトできない」
「なんで?」
「そのクソ長い触角持った甲殻類の虫みたいなのに触れない」
「…アホか。客がえびもってきたらどーすんの?」
「『お客様、こちらのレジはクソ長い触角持った虫のような出目の甲殻類はお取り扱いしておりませんので、大変申し訳ありませんが、ほかのレジをご利用ください』」
「アホか」
というアホな会話をしていたくらいえびが嫌い。むしろその単語を打つのもおぞましい。
さて。
その中華レストランで、わ~と店内の装飾を見ながら進むと。
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!』
と声にならない悲鳴を上げた。
なんと。
ドデンと置かれた水槽の中に。
全長30センチはあろうかという…その…クソ長い触角の出目お化けがいたのである!
「な、なァ、ちゅ、中華料理に、そ、その…あ、アレ、出ないよな?!」
「アレは出ないでしょ。学校の修学旅行だよ?あんなもん出すほど学校がお金出してると思ってんの?」
ご説ごもっとも。
そして安心してもくもくとチャーハンを食べていると。
「!!!!」
出た!出やがった!!とぐろを巻いた直径2・5センチはあろうかという…その、アレだ。
「わかったわかった、くってやるから」
と友人に救われ、なんとか窮地を脱したふぁんぐであった。
つづく。