今日は日曜。
かつてスポーツ万能少年であったカメラ仙人を師として、ふぁんぐは天神社でテニスの練習をすることに。
しばらくぶりだからか、もとからまったくうまくなかったからか、とにかくコントロールのカケラもない。
これではムカつくやつの顔面を狙って!!などという芸当は夢のまた夢。
これではいかん。←何かが違う。
とにかくコントロールを!ということで練習を始めるが、カメ仙、最初からふぁんぐのコントロールなどアテにしてはおらず、背中に神社の本堂を背負う。
そして。
「うりゃっ!!」
………
「でぇぃ!!」
………
「でやっ!!」
………
本堂の壁を背にしてさえ、狙ったように本堂をスルーして去っていくボール。
「……………」
だがカメ仙の指導もあり、ボールは次第に…
「でぇぃ!!」
ゴン!!
「とりゃ!!」
バン!!
「うりゃぁ!!」
ゴン!!!
思えば天神様って、学問の神様ではなかろうか。
やべ、受験おちる…
そんなところにまだむにつれられた狼曉君登場。
「ボール拾いはいりませんか?」
遅かったな。
それでもたまに転がるボールを目を血走らせて追う狼曉君。
そしてまだむがそれをカメ仙かふぁんぐに渡させる。
そのうち狼曉君、どうやらルールを理解したよう。
ひたすら、こぼれだまをじっと見つめて待っている。しかもお行儀よく。
だがね、狼曉君。残念だったね。
もうふぁんぐはある程度のコントロールを(とりあえず3~4mはなれたカメ仙のところに返すまでの)身に着けたのだよ!!
つまんねーの、とまだむと狼曉くん退場。
というか、キミ達何しに来たの。ただボールをヨダレまみれにしてっただけ??ガット痛むから僕Gパンで拭いたんですけど。
そのあとはぼよ~ん、と伸びるゴムつきのボール(打っても帰ってくるってやつです)でびょんびょんやり、なぜかそのゴムに巻きつかれてラケットごともがくふぁんぐが、川越市のド田舎の片隅で見られたとか。
果たして、授業でふぁんぐはムカつくやつの顔面にボールを命中させることができるのか!?乞うご期待!!(…