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突如消えたり現れたり消えたりと宙をふよふよ漂っているふぁんぐと、浮いているふぁんぐのズボンにぶら下がって地面に引き摺り下ろす狼曉くんのどーでもいい日常を綴る徒然草。                                               
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2024/05/20 (Mon)
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2007/02/10 (Sat)

とある日。
いきなり僕の携帯に「経朝」とだけ打たれたメールが届き、「・・・・・・?」
差出人は、つい先日叔母が携帯を持たせた、祖母。
気づいたのが朝だったため、とりあえず学校へ。そんでもって帰って、夕食が終わったころに電話しました。
すると、「何かあったの??」
いや、何かあったの?はこっちのセリフやで、ばぁちゃん。
事情を説明すると、それは祖父の仕業だという。
「おばちゃんが来る時間に、おじぃちゃんがメールを習ってるのよ」
………マジでか。
おいおいじぃちゃん、あんたは確かにハイパーだ。だがな、ハイパーなのは百も承知だけどな??
その携帯、僕の携帯と同じ機種だよな(偶然にもそうなんです)。
アレのメール、使いこなそうとしてんの??
ハイパーの上の何かでも目指してんの?伝説になりたいの??
祖母に、「ちょっと、じぃちゃんに代わって」と頼むと、なにやら電話の向こうで言っている声がする。
そして、祖母の小さくてやさしげな声に打って変わって、じぃちゃん、コレは糸電話じゃないだぜ?というくらいのバカでかい声で祖父がでた。
「何の用だ?」
「いや、それこっちのセリフだってーの。僕のケータイにメールしたろ?」
「メール??してないぞ??」
「だってそのケータイからなんか届いてんぞ」
「いつ?」
「昨日の午後5時(それで気づいたのが今日の朝って…僕もなかなかだねぇ…)」
「あぁメールね!俺が適当に打ってた奴か!なんだ、お前のところに行ったのか!」
「……………あのさ、クソジジィ。いきなりメール来るとさァなかなか心臓に悪いんだよな。というか、「経朝」って何?何がしたかったの??」
「わかんないなぁ適当に打ったやつだから」
「…………あ、そ………」
「返信できるようになったら、またメールするからな!お前のかぁさんにも、もしかしたら間違ってメールが行くかもしれんが気にするな、と伝えておけ!!」
「…気にするなっちゅーのがムリなんやけど……」
このお人たち、初めて携帯の使い方を叔母に習っているとき、適当に押すものだから母さんの電話やら僕の電話やらがやたらと震える。そしてその電話をとってみれば。
「あ!出た!ほんとに出た!!」
なんじゃぃ、その反応……。
携帯というのは誰からかというのがぽんと画面に出るので、僕は母さんに頼み、月々350円で特定の番号と話し放題、という契約を入れてもらうことに…

そして、こないだ。
健康状態を気遣う内容でメールしてからかってやろうとすると、
「ふぁんぐちゃんメールありがとうございました。元気になりました。さようなら
………誰?!
おーい、何、メールになると人格変わんの?!バイクに乗ると性格変わる本○じゃないんだからさぁ…。
というか、確かに絵文字まで使うたぁスキルが高いが、クソジジィ。
使う絵文字、違ってないか??なんで平社員が謝ってんの…??

ホント、たいしたじぃ様です…

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