きました。
このシーズンが。
犬上家の軒下は今ベビーラッシュである。
嘴の黄色いちびっこが、4匹。
いや、四羽。
コレである。
文字通り、嘴の小さいひよっこ共である。
毎年この季節になると、ツバメくんたちが犬上家の軒下に巣をかけるのだが、今年もやってきた。
この巣の下で、口をあけて上を見てはいけない。
落ちてくるからだ。アレが。
何度か、このチビどもの家に、蛇の侵入を許してしまったことがある。
そのとき、犬上家では近所の動物園に電話、蛇が嫌うものは何かを問い合わせた。
結果、線香の臭いがよいとのこと。
蛇はほとんど目が見えていないらしい。よって、嗅覚を頼りに獲物を探し、がぁぁぁ!!ということらしい。線香のにおいは、その嗅覚を麻痺させるのだとのこと。
よっしゃ、さっそくかって来よう青い雲。
それ以来、犬上家の玄関は、この季節になると線香くさい。
先日、その線香をばらまきに玄関に出たふぁんぐ。
暑いからか、いつもは巣の中にひっこんで見えないチビどもが、見えた。
「おい、見つかっちゃうだろ、もっと巣の奥にひっこんどれ」
「ピィ!」
「いや、親じゃないから、ママじゃないからね。引っ込んでなさいって言ってんの」
「ジィジィ!!」
「いやいや、おじぃちゃんでもないからね。蛇に取られてもしらないよ」
「ピィピィ!」
「毎年ここには多数のチビが誕生し巣立って行ってるけどもね、君たちみたいなやつら初めてだよ。人間の声に反応してぴぃちくぱぁちく鳴く雛なんてさ」
「ジジッジジッ!」
そこに登場、お母さん(だかお父さん)。早くどけ、との仰せらしい。チビどもも本格的にぴーちくぱーちく鳴き出した。まったくツバメのお父さんとお母さんには感服だ。みればいつも飛び回って、虫を捕らえてはチビどもの口の中に突っ込んでいる。忙しそうだなぁ・・・。
「そうだ、君たち、もうちょっとそのままでいたまえ」
ということで持ち出したのが、カメラ仙人のキャメラであった。
上の写真、ふぁんぐが撮ったんですヨ?
中に、すんごくふてぶてしい相貌のやつがいるのは、気のせいですか?
ええなあ、ええなあ。私の憧れなんだよ~。こんなん付けたら来てくれるかなあ。いや、最近、台のない壁にひたすら泥をなすり付けて巣を作ってるツバメを見たよ。我が家だと雨がかかりそうだからダメなのかなあ。ツバメの大家さん募集なんてサイトもあるんだなあ。来年来るかなあ。
ツバメが巣を作るとこの辺りでは家が栄えるといいます。アフリカのある民族でも小鳥はメッセンジャーで何かを知らせに来てくれたり、家の中に入ると幸せが来ると言われています。ハトが廊下で糞をしたので追い出そうとして怒られました。
この近所はツバメはなぜか少ない。山手だからだろうか。その代わり、お隣のお屋敷には巨大なすずめ蜂の巣があります。もちろん栄えておりますが、私は遠慮いたします。
夕飯ですよ、あくまでも夕飯!
たまにお母ちゃんたちが一生懸命に取ってきたと思われるギンヤンマが、チビどもの口に入りきらず(当たり前)、玄関で伸びていることがあります。今年はさっさと片付けないと、うちのバカちんがぱくっといく気が・・・貰う相手を間違いかねない我が家のアホ王子。
ハトが廊下でウンコですか。それはね、「あ、ここ僕の縄張り!!」とマーキングをしたのです。廊下だったら茶色かなんかでしょうから、白いウンコはさぞ目立つだろうと思ったんでしょう。
スズメバチ・・・僕も遠慮したいです。というか
アシナガバチなら去年うちの壁に巣を作ろうともくろみそれを発見したまだむべりーに駆除され、まだむべりーのあたまのドてっぺんを刺し逃げしていました。