…のため、狼曉のネタからちょいと外れて、剣道の師範のお話を。
えーとふぁんぐが通っている剣道場に、一人、ブラジル人の方がいらっしゃってます。
その方、稽古が終わった小学生たちが、いっせいに雑巾がけをするのを見て、師範に尋ねた。
「アレ、何デスカ?」
「ん?どれ?(師範)」
「子供タチ…(雑巾がけのジェスチャー)」
「あぁ、雑巾?(ふぁんぐ)」
「おぅ!アレか!!アレは…(師範)」
さぁ、横文字が苦手かつ(俺の娘はアメリカにホームレスに行く!といいかねない…)、英語なんぞまったくわからん師範は(まぁブラジルならポル語だけどな)、しばし考え込む。ふぁんぐはおもしろそうだとただ師範代とともに見守っている。そして。
「じゃぱにーず、ぞーきん!!」
……はァ?! さらに師範は続ける。
「アシコシ、タンレン!!」
…………し、師範……?!
おもわずぽかーんとするふぁんぐと師範代。
いや、ゾーキンとはなんぞやと聞いてるんだよ彼は。じゃぱにーずぞーきんって何?!
いやむしろアシコシ、タンレンって?!もはや日本語じゃねーよ!!
足腰?鍛錬?!
いやむしろ雑巾がわからんのに鍛錬がわかるわきゃないだろ?!
「し、師範…あの、助詞をフッ飛ばせば英語になるってわけじゃないと思うんですが…」
「ん?!心の声だよ心の!!伝わるから!!」
いや、ありえないから。
「………Ah...They are cleaning flooring and training their body.(ふぁんぐ)」
「Oh! I see!!(ブラジル人の方)」
「さすが現役高校生(師範代)」
「すくなくとも師範よりは英語に親しみを覚えてますよ、日本語にも(ふぁんぐ)」
「悪かったな(師範)」
「でも僕はそんな師範のキャラ好きですよ(笑/ふぁんぐ)」
本当に強いし、尊敬してるんですけどね。
師範、これからもがんばってくださいね~