うちの狼曉くんは、ハイパーです。
ハイになると、パーになるから、ハイパーです。
いろいろ他にもレベルがハイパーなんですが、やっぱコレでしょ。
ハイじゃないときは結構マジメに言うことを聞いてくれるのですが、ハイになるともうだめ。
パーです。
パーパー言ってるとホントにパーになるような気がするから言うのやめようとは思いますが、さっきソファでねっころがってたら思いついたコレ、カメセンに話したら絶対パーパー言われますね、あは。
車のクラクションじゃないっつの。
でもはっきり言って、車のクラクションよりハイな狼曉の方がうるさい。軽やかな足取りで、弾丸のごとく駆け抜ける。駆け回るやつを見てると、どうもフローリングが平原、いすやテーブルの足が、森の木々に見えて…きませんね。ただ、楽しそうなのは事実です。
あの尖った鼻をみぞおちに刺し、小さな足で踏みつけ、10キロの身体ごと頭の上に降って来る。小さなキバで大量のミミズを腕に生産し、紙を千々に引きちぎり散らす。買ってきたおもちゃは、大体次の日にはどこかしらに欠陥が生じますしね。
結論から言って、狼曉は、日々を重ねるごとにパーに…じゃなかった、やんちゃになって行きます。
目なんかもう、ぎらぎらしちゃってさ、いろいろ話かけてきます。あそぼ、から始まって、遊べ、まで。つまり、あいつの頭の中は、遊ぶことしかないんですね。さすがパーだ(アレ?)。なき声はピーですけど。
そのうちぱ行の音全部網羅したりして。すかしっぺじゃなければもうぷーはオーケーですよね(少しは品を…)!あとは寝起きのカオがぽ~…だし、……あとはぺ、か。
あー、ぺ、はまだむべりーとふぁんぐが、狼曉の口の中にあるよからぬものを吐き出させる(摘出する)際、「ぺーしなさい!ぺっ!!」ってやるから…ちゃんと自分でぺ!ができるようになったら、ぱ行制覇ですね。
そんな日が来ることを祈りつつ(…)、今日も狼曉くんのぽ~な寝顔を眺め、パーの相手をしなければならないふぁんぐでした…
ぽ~な寝顔。
これからパーへの変化はすさまじい…